人文・思想・社会
モンテーニュ エセー抄
ミシェル・E・ド・モンテーニュ/宮下志朗
みすず書房 · 2017年9月
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内容紹介
「読者よ、これは誠実な書物なのだ……わたし自身が、わたしの本の題材なのだ」(モンテーニュ) 「とりとめのなさというか、ややたががゆるんだようなところが、『エセー』のすばらしさだと映る。しかも、このとりとめのなさが、読後、煙のように消えてしまう性質のものかといえば、そんなことはない。いくつかの核のようなものが、読者の心の深いところに確実に宿る。そしてそれが、あるとき、ふっと浮かんできて、ああ、あの個所、どんな調子だったっけなどと、また読み直してみる気になる」(編訳者あとがき) モンテーニュは、自分をはじめて見つめた人、人間が生きるための元気を鼓舞してくれる人である。「エッセイ」というジャンルの水源たる古典を、読みやすい新訳で。全巻の掉尾をかざる「経験について」ほか11章。 読者に 悲しみについて われわれの幸福は、死後でなければ判断してはならない 一方の得が、他方の損になる みずからの名声は人に分配しないこと 匂いについて 年齢について さまざまの書物について われわれはなにも純粋に味わわない なにごとにも季節がある 後悔について 経験について
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