さみしいネコ【新装版】
早川良一郎/池内紀
みすず書房 · 2022年4月12日
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内容紹介
『けむりのゆくえ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受けた早川良一郎、もう一つの名エッセイ集。標題作「さみしいネコ」の書き出しはこうだ。「定年になると孤独になるそうである。本当のことなんだろうか。」そして池内紀さんの解説にはこうある。「略歴にうかがえるとおり、ごくふつうの人だった。勤め先はモーレツサラリーマンといわれるタイプが勤めるようなところではない。経団連には財界のお歴々が出入りするのだろうが、事務局は影のような部局であり、そこでも早川良一郎は、たいして出世せずに終わった。」この本、すべて定年退職後の日々にかかわっている。それを人一倍たのしく生きて、あざやかに書き残した『さみしいネコ』は、すぐれた人間観察にもとずき、つつましやかな寛容の精神につらぬかれ、団塊の世代にもよく効く、定年退職者のバイブルである。 自由への道 ウナギと美顔ブラシ 定年の敵 銀座のネオン シラムレンの涙 土曜の午後…… クレオパトラの鼻 アンバランス サラリーマンの椅子 月月火水木金金 さみしいネコ お辞儀と敬礼 トインビーのズボン よせばいいのに 空きびん人生 心の旅路 胃袋の話 解説(池内 紀)
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