臥雲辰致

人文・思想・社会

臥雲辰致

村瀬 正章

吉川弘文館 · 2021年10月 · 人物叢書(オンデマンド版)

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内容紹介

信州の辺地に生まれながらも、発明に凝って寺に入れられたが故あって還俗、さらに情熱をふるってついに綿糸紡績機(ガラ紡績)を発明し、明治初期綿業発展の基礎を作った異色の人。考案に明けくれ、貧窮と闘った発明生活の背景を日本資本主義発展の動きの中に初めて明らかにした本書は、地方史家としての著者が現地に足を運び丹念にまとめた実録である。 はしがき/生い立ち(信州に生まれる/紡機の考案ならず入山/ガラ紡機を発明する(還俗、臥雲辰致を名のる/最初のガラ紡機/ガラ紡機の改良成る/松本連綿社の設立)/ガラ紡機全国に普及する(ガラ紡機製作の事業化をはかる/第一回内国勧業博覧会に出品/連綿社の組織を改め、経営活況/模造品の続出に苦しむ/ガラ紡機三河に入る/臥雲機による舟紡績が発達/臥雲機による水車紡績が発達)/洋式紡績に対抗苦闘する(第二回内国勧業博覧会に出品/大森惟中の援助/藍綬褒章を受ける/五品共進会のガラ紡に対する評価/三河で紡機の改良を指導/ガラ紡機の特許を得る/改めて改良紡機の特許を出願)/晩年の臥雲辰致(蚕網織機の発明とガラ紡業の転換/発明の遺徳/ガラ紡業のその後)臥雲辰致系図/略年譜/主要参考文献

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