ぼくが宗教を読み解くための12のヒント

人文・思想・社会

ぼくが宗教を読み解くための12のヒント

島田裕巳

亜紀書房 · 2009年4月24日 · 240ページ

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内容紹介

一般読者の目線で──はじめに 1章 超越性あるいは聖性  自らの体験を通して他者と出会う     エピファニーは誰にでも現れる       ある翻訳・盲目の老人の頼み・ヤマギシ会の「特講」での経験・異なる体験がひびき合う 2章 信仰  壁を乗り越えて別の次元へ     イニシエーションという概念の重要性       枠から解き放つ作用・映画に欠かせないもの・『ローマの休日』を分析する・主人公が変貌する 3章 奇跡  宗教をより易しくとらえる手だて     「奇跡」に別の光を当てる       「列聖」という制度・宗教の「機能」の側面を重視する・信仰者の内面に添う宗教現象学・宗教を難しく考えない──という一つの方法 4章 戒律、儀礼、儀式  「目的」を達成するための入り口     つねにある参加者と部外者とのずれ        「戒」と「律」・禅僧の生活・ある研修会の様子・天理教の「おてふり」体験・クラシックコンサートの儀式性 5章 罪と赦し  ベネディクト、フロイト、ミッションスクール     西洋が「罪」なら日本は……?        『菊と刀』の誤った読まれ方・原罪と性的なもの・決定的な転換点「回心」・宗教のかわりに精神分析が癒す・性的抑圧が弱い日本 6章 天国あるいはあの世、そして再生  悪いことは良いことの先駆けである     宗教美術、施設の担っている意味       臨死体験・浄土と地獄・ダンテの描く世界・死と再生の体験=イニシエーション 7章 師と弟子、そして教団  凡人は“先生”たりえない     師とはときに理不尽なものである       弟子がいてこそ開祖がいる・親鸞の思惑・由良君美と柳原啓一・オウム真理教事件・宗教組織と一般の組織との類似性 8章 聖典  語る者とそれを書き留め、受け止める者     聖典の「機能」に目を向ける       東洋との出合い・信仰者=研究者が多い・本当の釈迦の教えとは?・学問としての日蓮 9章 偶像と宗教施設  予断を突きくずす秘仏とモスク     イスラム教は神道である       ゆるキャラを生み出す文化的余裕・日本という国の連続性・弾丸古寺巡礼・写真と実物の違い・あるモスクでの啓示 10章 聖地  伏見稲荷大社と天理教会本部の“異様”     訪れてみて初めて実感する場所       観光地化していない聖地・天理の「ぢば」・高野山、伊勢神宮、遍路 101章 宗教学  あらゆる人間の営みを宗教としてとらえる試み      宗教の“内部”を経験した研究者として        新しい宗教の研究へ・生の宗教に触れたい・生涯をかけた仕事・日本は宗教学にうってつけの場所・経済も政治も宗教からとらえ直す 102章 宗教戦争  恐るべき力を秘めているもの、宗教      正しい宗教、正しくない宗教        なぜ対立し、戦争まで引き起こすのか・オウム真理教は宗教そのもの・社会の不満が宗教をはけ口に噴出する・宗教のなかにある攻撃性・オウム以前と以後

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