人文・思想・社会
「大学教育と社会」ノート : 高等教育論への誘い
山内 乾史
学文社 · 2020年9月
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内容紹介
「大学教育」について考察を行ったさまざまな論文を収録。高等教育論へ読者を誘う。 第1部では、大学の数が増える中、大学のローカル化を、 都道府県単位で学生の進学に伴う都道府県間移動を把握するだけで十分なのか、という問題意識から、 神戸大学を事例として調べ、都道府県間・都道府県内進学移動パターンの変化について考察する。 第2部は、教育方法・学習支援論と内部質保証論、アクティブラーニングについて議論する。 第3部は、高学歴化にもかかわらず大学卒業者の社会的位置づけはさほど変化していないのではないか、 という問題意識から、学生の学力、進路について考察する。 第4部は、エリート教育研究の課題と展望についての論文を掲載した。 第1部 都道府県間・都道府県内進学移動パターンの変化についてー神戸大学を事例にー 第1章 都道府県間での進学移動パターンの変化について 1 問題意識 2 18歳人口動態の予測 第2章 都道府県内での進学移動パターンの変化について 1 問題意識 2 第5学区「但馬」からの合格状況 3 第4学区「西播磨」からの合格状況 4 第3学区「東播磨」からの合格状況 5 第2学区「阪神・丹波」からの合格状況 6 第1学区「神戸・芦屋・淡路」からの合格状況 7 結 論 第2部 アクティブラーニング,学習支援,内部質保証について 第3章 私的経験に基づくアクティブラーニング論 1 問題意識 2 「教育」から「学習支援」へ 3 4つの原則 4 アクティブラーニングの多様性 5 筆者の失敗例(その1)-P大学におけるグループワーク 6 授業時間外の学習をどうモニターするか 7 さらなる筆者の失敗例(その2) 8 ひとまずの結論 9 結 論 第4章 少人数教育はいかなる環境において有効なのか? 1 問題意識 2 初年次・少人数セミナーと「旧式FD」 3 授業改善からカリキュラム改革と「新式FD」へ 4 自己修正力の向上 第5章 中国の専攻別評価システムとその課題についての研究ー日本への示唆ー 1 中国の専攻別評価制度の概要 2 省レベルの専攻別評価の実施 3 省レベルの専攻別評価の評価結果の利用 4 大学レベルの専攻別評価の展開 5 中国の専攻別評価に関する問題点 6 日本への示唆 第6章 世界の学習支援 1 メルボルン大学の生き残り戦略と学習支援 2 香港中文大学のLEOと学科と書院による学習支援 第3部 学生の進路について 第7章 大学生の学力と進路職業選択 1 問題意識 2 大学生にみる学力の多様化 3 学校・大学で身につけるべき新たな能力について 4 大学卒業者の職業の変化 5 結 論 第4部 卒業生の活躍について 第8章 エリート教育研究の課題と展望 1 問題意識ー関西人の意気ー 2 エリート教育研究の不振の原因と残した課題 3 エリート教育研究の自分史と2 人の巨人ー麻生誠先生と竹内洋先生ー 4 教育社会学者は『人事興信録』という資料をどう使ってきたのか 5 結 論 初出一覧 人名索引 事項索引 著者略歴
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