存在顕現の形而上学 一九七八年 ― 一九八〇年

人文・思想・社会

存在顕現の形而上学 一九七八年 ― 一九八〇年

井筒俊彦

慶應義塾大学出版会 · 2014年5月10日 · 640ページ

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内容紹介

世界から日本へ、井筒哲学第三期が始まる ▼イランから帰国し、長年に亘る海外での思索が日本語著作として結実する著作群(1978年ー1980年)を、発表年月日順に収録。 ▼今道友信らとの対談や、イスラーム哲学、禅仏教を論じる著作から、師や朋友を語るエッセイまで、日本語で自らの思想を紡ぎだそうとした第三期初動の巻。 ▼池澤夏樹、山内志朗、合庭惇各氏の豪華な執筆陣による月報付き。 凡 例  <b>一九七八年</b> 『イスラーム古典叢書』監修者のことば 東西の哲学〔今道友信との対談〕 モッラー・サドラー『存在認識の道ーー存在と本質について』解説 『ルーミー語録』解説 『ロシア的人間』後記ーー新版発刊にさいして 『神秘哲学』新版前書き  <b>一九七九年</b> 対話と非対話ーー禅問答についての一考察 追 憶 イスラーム世界とは何か〔岩村忍との対談〕 『イスラーム生誕』はしがき イスラームとは何か  一 イスラームとジャーヒリーヤ / 二 イスラームーー実存的飛躍 /  三 イスラーム精神とジャーヒリーヤ精神 / 四 イスラーム的信仰 /  五 宗教共同体の成立 / 六 「アブラハムの宗教」 /  七 アッラーという神 / 八 イスラームの預言者 本質直観ーーイスラーム哲学断章  <b>一九八〇年</b> 国際会議・学際会議 道 程 慶應国際シンポジウム所感 武者修業 正師を求めて イスラーム哲学の原像   序  第一部 イスラーム哲学の原点ーー神秘主義的主体性のコギト   第一回講演   1 問題の所在 / 2 スーフィズムと哲学の合流 /   3 スーフィズムと哲学の歴史的接点 /   4 アヴェロイスとイブン・アラビー / 5 神秘主義とは何か? /   6 自我意識の消滅 / 7 ナジュムッ・ディーン・クブラー /   8 シャーマン的世界とスーフィー的世界 /   9 意識構造モデルの基本としての「魂」 / 10 二つの霊魂観 /   ? スーフィー的意識の構造 /   ? スーフィー的深層意識と唯識的深層意識   第二回講演   1 意識の変貌 / 2 観想のテクニック / 3 ズィクル修行 /   4 イマージュの湧出 / 5 「神顕的われ」と「神的われ」 /   6 神的第一人称 / 7 スーフィズムと哲学的思惟 /   8 意識零度・存在零度 / 9 意識と存在の構造モデル /   10 哲学的主体性の成立 / ? 存在世界の段階的構造  第二部 存在顕現の形而上学   1 序 / 2 存在概念と存在リアリティー /   3 アヴィセンナの存在偶有説 / 4 形而上的実在としての存在 /   5 意識の変貌 / 6 表層意識と深層意識 /   7 意識の「ファナー」と「バカー」 /   8 存在の「ファナー」と「バカー」 /   9 人間の三段階 / 10 存在の自己顕現 /   ? 存在顕現の構造学 師と朋友       解 題 木下雄介  索 引

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