心理支援と生活を支える視点 : クライエントの人としての存在を受けとめるために

人文・思想・社会

心理支援と生活を支える視点 : クライエントの人としての存在を受けとめるために

村瀬 嘉代子

金剛出版

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内容紹介

「心理療法とは,患者に出会ったそのときから別れるときまでの全てである」また, 「心理臨床とは、その個人がより生きやすくなることを、心理学の理論に基づいた技法を用いて援助していくことである」(本文より)。  本書の各編においては,著者長年の経験に基づいた,「生活に根ざした困難事例での工夫」が懇切に述べられる。とくにこの最新論集は,著者の文体もあえて行間に漂う情感を抑え,無駄を省いたかのように,ものごとの本質をとらえ浮き彫りにしたものとなっている。  クライエントの「心理支援と生活を支える」ために著者は,「個別の状況に即応した考え方や方法が必要である」と説く。それは,目前の事実を認め,的確にとらえ,事実に対して素直であるこという基本的視座に拠るものである。コロナ禍を越え様々な価値観,多様性が重視される昨今,著者の眼は,変容する社会においても変わらざるモのと移ろいゆくものを見極め,クライエント個々に合わせた多面的治療アプローチを実践適用している。  村瀬嘉代子の「心理臨床」を理解するための,集大成とも言える最新の重要論稿を収録した臨床家必携の書である。 序に代えてーー苦難に耐え解をもたらす力を支えるものーー 問う力・聴く力を涵養する 面接のパール 類型化した視点と個別的視点 心理的支援と「生活」 こころの窓を開いてくれた生き難さをもつ子どもたち それぞれの生を全うするために 大人の愛着障害 統合的心理療法と複雑性PTSD スーパーヴィジョンについての覚え書き 生涯のこころの糧となるもの [インタビュー]現実をみつめて 黒木俊秀・村瀬嘉代子 [対談]〈怒り〉はささやく 義しさとバランス感覚を基底にして 橋本和明・村瀬嘉代子

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