人文・思想・社会
五月(新装版)
和田順子
ふらんす堂 · 2025年7月2日 · 136ページ · 句集
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内容紹介
◆新装版・第一句集 序句・殿村菟絲子 私は、句集『五月』の著者が、今後、いよいよ自己の詩境を深められ、その独自の 作品に無類の光彩の強まることを願っている。 (跋より・所 山花) ◆復刻新装版のためのあとがき この『五月』は私の第一句集の復刻新装版である。本阿弥書店の現代俳句シリーズに加えていただき、平成二年に刊行した。殿村菟絲子先生の「万蕾」に学び十七年が過ぎていた。俳句に取りつかれ、夢中になっていた初学時代の作品である。それから三十五年が経ち、六冊の句集を刊行してきたがこの『五月』が私の原点と思っている。菟絲子先生を信じ、先生に応えようと励んでいた頃の懐かしい句集である。 (あとがきより) ◆作品紹介 行く春を巣籠る鳥と一つ部屋 今日了ふや西日まつすぐ眉に来て 顔埋めて白桃吸へば山近し 旱星たんぽぽの絮発光す 露けしや銅器しづかに錆育て 蛇を見しまなこいつまで冷たくて 一念の落葉音なく踏み行けり
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