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草軽電鉄物語 : 高原の記憶から : Long Way Home
芦原伸
信濃毎日新聞社 · 2023年7月
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内容紹介
かつて長野県の避暑地軽井沢の駅前と群馬県の名湯草津温泉の55.5kmを、浅間山麓を越えて結んでいた草軽電気鉄道。全線の廃止から既に60年以上が過ぎ、その痕跡をたどることは既に難しくなっていますが、それでも所々には軌道敷や駅、鉄橋の跡を確かめることができ、現在でもその廃線跡をたどる旅には根強い人気があります。 一方、沿線の人々には今なお「草軽」の記憶が息づいています。「カブトムシ」機関車が牽引し、草津への湯客や沿線で採掘される硫黄をのんびりと輸送。戦時の出兵や大陸からの引き揚げ後の高原の開拓。日本初のカラー映画の舞台になったり、沿線に滞在した著名作家が作品の舞台にしたり。そして今も続く地域の振興……。 紀行作家、ノンフィクション作家の著者が、廃線跡を歩いて痕跡を確かめつつ、沿線の首長や住民らの記憶を丹念にたどり、夢の高原鉄道がのんびりと走っていた時代に思いをはせます。鉄道現役当時の貴重な写真も折り込み、巻末には主要ポイントを地図で示す「廃線跡の歩き方」も収録しています。 はじめに 「高原の記憶」を追う 第一章 邂逅(かいこう)[新軽井沢] 第二章 落葉松(からまつ)[新軽井沢ー旧軽井沢ー三笠] 第三章 新天地[三笠ー鶴溜ー小瀬温泉] 第四章 分教場[小瀬温泉ー長日向] 第五章 斑猫(はんみょう)[長日向ー国境平] 第六章 希望[浅間山噴火] 第七章 蟋蟀(こおろぎ)[国境平ー二度上ー栗平] 第八章 霊峰[北軽井沢] 第九章 満蒙(まんもう)[北軽井沢ー嬬恋] 第一○章 一寸釘[嬬恋ー上州三原] 第一一章 洋燈(らんぷ)[東三原ー谷所] 第一二章 追憶[草津温泉] 第一三章 残照[草津温泉ー軽井沢] 廃線の歩き方 関連年表 あとがき
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