ケアする声のメディア

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小川 明子

青弓社 · 2024年4月18日 · 232ページ · 青弓社ライブラリー 109

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内容紹介

病院内の小さなスタジオから放送するホスピタルラジオ。ボランティアが制作を担当し、患者がベッドサイドで耳を傾け、医療従事者やリスナー同士のコミュニケーションも促進する「ケアする声」の実践を、発祥地イギリスと日本国内の事例で詳細に紹介する。 序 章 ケアするラジオ  1 閉鎖空間としての病院  2 ホスピタルラジオとの出合い  3 話題になった『病院ラジオ』--サンドウィッチマンと病棟の人たち  4 ケアの倫理  5 ケアのコミュニケーション  6 ホスピタルラジオ研究の射程  7 ケアメディアとしてのラジオと声のコンテンツ  8 本書の構成 第1章 「声のコンテンツ」を介したコミュニケーション  1 寄り添う音声ーー孤独の緩和、充実した一人の時間  2 想像される他者の世界  3 音でデザインする生活ーー社会とつながる音声のコミュニケーション  4 パーソナリティーとリスナーのパラソーシャルな関係  5 「承認」のコミュニケーション  6 ラジオとコミュニティ  7 リクエストとメッセージ  8 「声」の共生に向けて 第2章 イギリスでのホスピタルラジオの歴史ーー放送空間を自作する快楽  1 イギリスのラジオ放送の誕生  2 第二次世界大戦後のホスピタルラジオ  3 ケーブルラジオとホスピタルラジオ  4 ホスピタルラジオ・サウザンプトンの歴史  5 ヨーロッパの自由ラジオ  6 新たな聴取システムーーPatient LineとHospedia  7 ケアされるのは誰か 第3章 イギリスのホスピタルラジオの現在  1 ホスピタルラジオの運営  2 ホスピタルラジオの効能  3 病院と地域をつなげるラジオーーウィンチェスター・ラジオの挑戦  4 イギリスホスピタルラジオのこれから 第4章 病院ラジオを立ち上げるーー藤田医科大学「フジタイム」を例に  1 院内ラジオ「フジタイム」の誕生  2 「フジタイム」の三年間  3 病院にとっての効果  4 患者とのコミュニケーション  5 日本の院内ラジオの可能性と課題 第5章 孤立を防ぐ小さなラジオーー二つの実践から  1 高齢者施設での実験ラジオ  2 「語る」というケアのかたちーー生きづらさを伝えるコミュニティラジオ  3 ケアするコミュニティFM構想 第6章 声のコンテンツとケア  1 〈対話〉という根源的ケアの重要性  2 応答という「救済」--ナースコールとしてのホスピタルラジオ  3 リクエストーー見えない他者との連帯  4 メッセージーー未来に向けたセルフ・ナラティブの構築  5 新たな自己物語を構築するための〈対話〉  6 ケアしあうナラティブ  7 ケアされるボランティア  8 第三者による社会的処方ーー非職業・非家族としてのケア 終 章 再び、これからのラジオ

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