ごみと暮らしの社会学

科学・技術

ごみと暮らしの社会学

梅川 由紀

青弓社 · 2025年5月 · 324ページ

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内容紹介

新聞や雑誌の分析、ごみ屋敷の当事者へのインタビューなどから、「生活文化としてのごみ」に着目して、ごみとモノの境界と価値の関係性を明らかにする。そして、所有者の痕跡などから私たちとごみとモノの緩やかな関係性の再構築を宣言する知的冒険の書。 はじめに 第1部 ごみをめぐる議論 第1章 「問題」としてのごみから「生活文化」としてのごみへ  1 環境社会学による「問題」としてのごみ  2 「生活文化」としてのごみ 第2章 「モノの価値」と「ごみの家庭生活」  1 秩序/無秩序という構造化  2 「ギャップ」と流動性  3 モノの価値の変化とカテゴリーの変化  4 モノからごみまでの軌跡  5 価値と軌跡への着目 第2部 ごみの家庭生活 第3章 高度経済成長期の生活  1 高度経済成長期  2 「転換点」としての高度経済成長期  3 第4章から第6章までの調査方法 第4章 ごみを「発見」する人々--拡大するごみ概念  1 掃除機  2 冷蔵庫  3 粗大ごみ 第5章 ごみを排除する人々--ごみに対する寛容度の変化  1 高度経済成長期の台所  2 台所改造  3 日常生活空間からのごみの排除 第6章 「くず」から「ごみ」へーー「くず文化」の崩壊  1 くず文化:1--くず  2 くず文化:2--くず屋  3 くず文化の崩壊 第3部 モノの価値 第7章 「ごみ屋敷」の現状  1 ごみ屋敷  2 ごみ屋敷の当事者  3 対策 第8章 モノとごみの意味ーー「ごみ屋敷」の当事者Aさんの事例から  1 モノと記憶  2 Aさんについて  3 スーパーと食品へのこだわり  4 「望ましい自己」の具現化  5 廃棄を通して構築されるアイデンティティー 第9章 モノとごみの境界ーー機能的価値/心情的価値/可能性的価値  1 モノの三つの価値  2 「ふつう」に関する複雑な思い 第4部 まとめ 第10章 ごみと人間の関係  1 モノとごみカテゴリーの二極化  2 ごみにならざるをえないごみたち 初出一覧 あとがき

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