内容紹介
数学者が綴る読解と思索の旅 読解力とは「人生を味わう力」だった! 数学者が“読む人”に向けて綴った珠玉のエッセイ集 AIと教育・数学リテラシーをめぐる活動で国際的にも知られる著者が、日々の出来事や大切な思い出に寄り添いながら綴ったエッセイを収録。過去の風景、大切な人とのやりとり、なぜか今でも心に残る一瞬…それらをそっと取り出して言葉にし、その過程を通じて、「記憶とは何か」「人間とは何か」を深く洞察しています。日本エッセイスト・クラブ賞など数々の賞を受賞した著者が、数式では表せない記憶、感情、言葉の余白を表現し尽くした、まさに新境地となる1冊です。 はじめに 1 人工知能が情緒を感じるようになる日 ポトスが買えない深いわけ 猫と金魚と喫茶店 夏蜜柑とソクラテス 浅草の男 老犬の恋 昆布を炊く 筋金入り マンザナールの子どもたち 赤い雨 アイスストーム もっか!の『おだんごぱん』 うちのリカちゃん ユーミンと猫 2 これさえあれば、生きていける 「解ける」より「わかる」が尊い 数学の言葉が果たす役割 博士に愛されない数 ロボットは東大に入れるか 新書は「世界の断片」を提供してくれる 痴漢という犯罪に、科学の力で立ち向かう 教科書から学ぶ 心に残る本『赤毛のアン』 絵本を買いに エリート男子の高校国語 土を耕す ぐっちーさんへの追悼文 卵を料る(日本エッセイスト・クラブ賞受賞の言葉) 3 旅立ちの歌 雪降る里の蕎麦 あるお茶会の話 メインステージからの風景 ハーバードのお誕生日会 定理を釣る 人間キャンセル界隈 哲学を捨てる 運動音痴と読解力 魔法を学ぶ(令和五年度一橋大学入学式に寄せて) おわりに
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