飽食と崩食の社会学

人文・思想・社会

飽食と崩食の社会学

橋本 直樹

筑波書房 · 2020年2月28日 · 224ページ

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内容紹介

「豊かで便利な食生活が実現した」「食生活に無駄が多くなった」などのテーマで昭和・平成という激動の社会が日本人の食生活にかつてない大きな変化を起こしたことを省みて、来るべき令和の食生活をどうすればよいのか考えてみた。 序論 豊かな食生活を持続するために 第1章 豊かで便利な食生活が実現した 1 食料を大増産して深刻な食料難を解消した 2 国民の栄養状態が改善された 3 家庭の食事が洋風化した 4 家庭の食事作りが便利になった 5 外食をすることが増えてきた 第2章 国内の農業が大きく衰退した 1 食料自給率が%に低下してしまった 2 なぜ日本の農業はここまで衰退したのか 3 国内の農業を活性化させる消費者運動 第3章 グローバル化した食料経済システムの限界 1グローバル化したアグリビジネスの成立 2大規模な食品加工産業と小売り産業の出現 3日本でも食料需給システムが膨張し過ぎている 4巨大化した食料需給システムが発生させた社会問題 第4章 食生活に無駄が多くなった 1 食料の4分の1が無駄に捨てられている 2 豊かな食生活は化石エネルギーを浪費する 3 食生活における省エネルギーと省資源運動 第5章 安心して食べものが選べない 1 安心して食べ物が選べなくなった 2 農薬と食品添加物の安全性を守る制度が整備された 3 これまでに経験したことがない食品危害が現れた 4 食べものの安全性はどのくらい向上しているか 第6章 肥満と生活習慣病が蔓延している 1 食べ過ぎて肥満者が激増している 2 なぜ肥満者が増えたのか 3 肥満になると生活習慣病を誘発する 4 健康食品に頼って健康を維持することはできない 第7章 家庭で調理をすることが少なくなった 1 外食店や持ち帰り弁当、総菜を利用することが多い 2 家庭で調理をすることが少なくなった社会背景 3食卓に家族が集まらない家庭は崩壊する 第8章現代家族とその食事風景 1「家族と食事」はどのような関係にあるのか 2 昭和の家族とその食事作りは大きく変わった 3 食卓の団欒はいつごろから始まったのか 4 家族が個人化して個食、子食が増える 5 平成家族とその食事作り風景 第9章 地球規模の食料不足が起きる 1 地球が養える人口はどれくらいか 2 食料の生産に危機的な限界が迫ってきた 3 日本では食料危機に対する警戒意識が少ない 4開発途上国で飢餓がなくならないのはなぜか 第10章豊かで便利な食生活を持続するために 1 豊かで便利な食生活に何が起きたのか 2 膨張した食料需給システムを維持するために 3 食生活の意識改革が求められている 4 今後必要になる食の倫理とは何か 5 豊かで便利な食生活を持続させるために あとがき食に関する意識改革が求められる 参考にした資料

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