歴史教育の比較史
近藤 孝弘/岡本 隆司/武 小燕/小笠原 弘幸/貴堂 嘉之
名古屋大学出版会 · 2020年12月21日
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内容紹介
「歴史認識」を語る前にーー。なぜ歴史をめぐって国どうしが争うのか。世界各地で歴史はどのように教えられてきたのか。歴史家と教育学者の共同作業により、自国史と世界史との関係を軸に、四つの地域の現在までの「歴史教育」の歴史を跡づけ、歴史とは何か、教育とは何かを問い直す、未曾有の試み。 序 章 歴史教育を比較史する[近藤孝弘] 第1章 中国(1)[岡本隆司] ーー史学から俯瞰する はじめに 1 史学という前提 2 宋学という教育と歴史 3 史学の変遷ーー明清時代 4 歴史教育へ むすびに代えて 第2章 中国(2)[武 小燕] ーー共和国の歴史教育:革命と愛国の行方 はじめに 1 東洋史学の影響と主体性の追求 2 実証史学の影響と民族主義教育の高まり 3 唯物史観の優位とその動揺 おわりに 第3章 オスマン帝国/トルコ共和国[小笠原弘幸] ーー「われわれの世界史」の希求:万国史・イスラム史・トルコ史のはざまで はじめに 1 普遍史の時代ーー中世・近世のイスラム世界 2 万国史とイスラム史の相克ーー近代オスマン帝国 3 トルコ史的世界史叙述の挑戦ーートルコ共和国 おわりに 第4章 ドイツ[近藤孝弘] ーー果たされない統一 はじめに 1 多様性のなかの一体性 2 学校における歴史教育の始まり 3 ドイツ帝国における爆発的な拡大 4 緩慢な変容 おわりに 第5章 アメリカ合衆国[貴堂嘉之] ーー近代から始まった国として はじめに 1 アメリカ合衆国の独立と市民教育ーー一七世紀から一九世紀 2 分水嶺としての南北戦争と愛国教育ーー南北戦争〜二〇世紀転換期 3 革新主義期の教育改革から現代の歴史教科書へ おわりにーー二一世紀アメリカ歴史教育の行方 終 章 歴史教育学の展望[近藤孝弘] あとがき 図表一覧 索引 執筆者紹介
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