青春とシリアルキラー
佐藤友哉
ホーム社 · 2022年4月26日
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内容紹介
ーーこの本は、なんだかわからないうちに人生をしくじった僕と、その周辺について書いたものである。 青春が終わっても人生は続く。若さゆえの生きづらさを描いてきた小説家が、新たな苦しみに直面した三十八歳から四十歳までの日々。web好評連載、待望の書籍化! 中年男性は生きにくい。 結婚しても結婚しなくても地獄だ。 どうすれば我々は救われるのか? そんな疑問への答えが描かれたメタフィクション。 面白い! ーー滝本竜彦氏推薦!! 《本文より》 三十八歳だというのに暮らしが崩壊寸前で、キッチンに山積みになった皿を洗う前に、ビールを飲まないと気合いが入らず、夜遅くに帰ってきた妻と顔を合わせるとき、変に緊張してしまうような僕は、まあざっくり云って人生がしんどい。 ーーーーーーー ナイフはすっかり研がれている。僕はそんなナイフを見て、自分と他人のどちらに突き刺すべきかを考える。答えはすでに出ている。臆病者の僕はそもそもナイフなんて使わないし、他人を殺すよりも自分を殺すほうがいいし、自殺するときは首吊りってむかしからきめているから。 ーーーーーーー Q.疲れた人生を救うものはなにか? 殺人と自殺以外で答えなさい。 A.失踪と不倫! 佐藤友哉(さとう・ゆうや) 1980年北海道生まれ。2001年『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』でメフィスト賞受賞。2007年 『1000の小説とバックベアード』で三島由紀夫賞を最年少で受賞。他の著書に『クリスマス・テロル invisible×inventor』『世界の終わりの終わり』『デンデラ』『ナイン・ストーリーズ』『転生! 太宰治 転生して、すみません』等がある。
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