人文・思想・社会
相互行為としての英語学習 = English learning as interaction : 教室談話への現象学的アプローチの試み
泉谷律子
春風社 · 2024年3月
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内容紹介
いま公教育の英語教育では、文法指導と内容重視のコミュニケーションの両方の実践が求められ、外国語習得に本来必要なものを教師が追究することが困難な状況にある。そこで本書は、公立中学校の実際の英語授業における教室内での談話分析をもとに、英語主導のインタラクションをとおして学習者がどのように〈行為としてのことば〉を経験しているのかを、身体性、時間性、空間性、関係性という現象学の視点から論究し、あらためて言語教育の本質を問う。 まえがき 序章 本書の概要 0.1 問題の所在とその背景 0.2 研究目的 0.3 本書の意義と構成 第1章 先行研究 1.1 コミュニケーションとは 1.2 インタラクションとは 1.3 教室談話研究 1.4 言語観と言語習得観 1.5 リサーチクエスチョン 1.6 本書の位置づけ 第2章 理論的枠組みと研究方法 2.1 現象学 2.2 本書のアプローチ 2.3 英語授業研究への従来のアプローチ 2.4 理論的枠組みのまとめ 2.5 研究方法 第3章 英語授業における挨拶の比較 3.1 挨拶場面比較検討の観点 3.2 IRF/IREパターンと談話の拡張 3.3 分析対象 3.4 分析 挨拶の場面 3.5 考察 3.6 まとめ 第4章 教科書に基づいた質問=回答における相互行為 4.1 評価のない学習機会構築 4.2 先行研究の検討 4.3 分析 4.4 考察 4.5 まとめ 第5章 英語授業で自作の詩を読むという経験 5.1 詩と文学教材の言語教育的価値 5.2 読み、書く教材としての詩 5.3 分析 5.4 考察 5.5 まとめ 第6章 「他人の心を知る」偶発的相互行為 6.1 教室談話における偶発性 6.2 他人の心についての現象学的説明 6.3 分析 6.4 考察 6.5 まとめ 第7章 総合考察 英語授業を生きる経験 7.1 本書で明らかになったこと 7.2 本書の意義の確認 第8章 本書のまとめと今後の課題 参考文献 初出情報 あとがき 付録 索引
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