内容紹介
【どうしてこんなことを思いつけるのだろう。】 驚嘆しつつ、圧倒されつつ、混乱しながら納得してしまう。 そこに真実が宿っている気がしてならない。 (東 直子) [自選短歌五首] 「ハープとはゆめのほとり鳥の化身です」余命二ヶ月の館長は言う 《非常口》の緑のヒトは清潔なきっとわたしの運命の人 舫(もや)われた二艘の舟として生きるきみの存在がわたしの浮力 ドアスコープの魚眼レンズを覗いたら一滴(ひとしずく)のこの世が見えた 春を練りシナモンロールに焼き上げる仕方ないことを仕方なく思う
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