人文・思想・社会
胸底からの思考 : 柳田国男と近現代作家
岡部隆志
森話社 · 2021年4月
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内容紹介
その基底に「情・無意識」といったものがある日本社会の不合理な現実のなかで、生活者の視線に寄り添う学問をめざした柳田国男や、現実と葛藤しながら生きる意味を模索し、あるいは社会変革をめざし、または意識の深みを描いた近現代の作家たちの作品を綿密に読み込んだ近現代文芸評論集。 【1】柳田国男のまなざし 『明治大正史世相篇』を読む 晴と褻の混乱 柳田国男の民族観 『先祖の話』を読む 戦死者の魂をめぐる日本人の葛藤 柳田国男と教科書 【2】葛藤する表現 北村透谷論 永遠の未完 樋口一葉『にごりえ』論 情の行方 森鴎外論 曖昧者の悲哀 【3】無意識をひらく 近現代文学とシャーマニズム 『銀河鉄道の夜』論 〈巫者〉としてのジョバンニ 笙野頼子論 言葉と化す哀しみ 極私的神話論 笙野頼子『金比羅』を読む 多和田葉子『犬婿入り』論 消費される民話
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