マーメイド・オブ・ブラックコンチ

小説・エッセイ

マーメイド・オブ・ブラックコンチ

モニーク・ロフェイ/岩瀬徳子

左右社 · 2023年1月25日 · 320ページ

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内容紹介

一九七六年。カリブ海に浮かぶブラックコンチ島の漁師デイヴィッドは人魚アイカイアと出会い、伝説の存在である彼女に惹かれていく。だが、ある日島で開かれた釣り大会で、アメリカ人の親子がアイカイアを釣り上げてしまう。博物館に売り飛ばそうとする彼らから瀕死の人魚を盗み出し、自宅に匿うデイヴィッド。世話をするうち、アイカイアは少しずつ人間の姿に変化していく。彼女は呪いで人魚に姿を変えられた、千年前の先住民族の少女だったのだ。一緒に暮らすうちにデイヴィッドと心をかよわせ、領主やその息子と仲良くなるアイカイアだったが、獲物を奪われたアメリカ人、ひと儲けをたくらむ村人、そして永久の呪いが彼女を放っておいてくれるわけもなくー人魚と人間の邂逅をとおして七〇年代カリブ海地域の混沌と活況を描く。二〇二〇年コスタ賞受賞作。

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