日本大空爆 : 米軍戦略爆撃の全貌

人文・思想・社会

日本大空爆 : 米軍戦略爆撃の全貌

松本泉

さくら舎 · 2019年12月

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内容紹介

「都市を、住民を、効率よく爆撃せよ!」 敗戦直後の1945年9月、米国戦略爆撃調査団が1000人体制で日本各地の徹底調査をはじめた。米軍による「戦略爆撃」の検証である。太平洋戦争末期のB29による本土空襲は東京大空襲が有名だが、空爆は全国でおこなわれた。大阪大空襲、神戸大空襲、名古屋大空襲などでも多数の死傷者が出、犠牲者は全国で50万人といわれる。 本書は米国戦略爆撃調査団文書と呼ばれる膨大な第一級の一次史料をひもとき、大阪、神戸、名古屋、富山、和歌山などの大空爆の実態に迫る。分析文書には、米軍がいかに効率よく空爆するか、いかに広範囲を焼き尽くすか冷徹に邁進する様が記されている(10万人が死んだ東京大空襲は米軍にとって「失敗」とされている)。「無差別爆撃」といわれる本土空襲の実態は明確に民間人を狙った空爆であった。また、調査団が降伏時や戦争についての思いなどを聞いた全国3500人インタビューの抜粋も収録。 ※2017年4月~2019年3月に、毎日新聞(大阪本社版)で連載した「発掘戦禍の証し」を全面的に書き直し、5倍の分量に大幅加筆。 序 章 本土空襲ー民間人を狙った空爆の実態 第1章 大阪が燃えた日1945年3〜8月 「成功モデル」となった大阪大空襲、かつてUSJは爆撃地だったほか 第2章 神戸、阪神が燃えた日1945年3〜8月 焼夷弾の「実験場」、破片爆弾の恐怖ほか 第3章 故郷が燃えた日1945年1〜8月 破壊率99・5%の地獄絵(富山市)、爆弾の格好の捨て場(和歌山県串本町)ほか 第4章 敗戦の陰で 1945年版世論調査ー全国3500人インタビューほか ※<作戦任務報告書><空襲損害評価報告書>など写真図版60点超収録

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