「嫌い」の感情が人を成長させる : 考える力・感じる力・選ぶ力を身につける

人文・思想・社会

「嫌い」の感情が人を成長させる : 考える力・感じる力・選ぶ力を身につける

樋口裕一

さくら舎 · 2021年2月

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内容紹介

「嫌い」は相手をひとりの人間として認めること! 「好き」があふれている現代、「嫌い」を口にするのはよくないという雰囲気が蔓延している。それに対して著者は異を唱える。「嫌う」ことは自他を見つめ、人間を成長させるものだ。なぜ嫌いなのかを考えることで自分と向き合い、自己が見えてくる。自他の違いがわかる。自分が「嫌い」なら、他人の「嫌い」も認めなければならない。このように「嫌い」は人を貶めたり排除することではない。 だが日本社会は「好き」「みんな仲良く」を強要し、「一人でも傷つく人がいたら語るべきではない」と「嫌い」を抑圧する。しかし、好みも考えも感じ方も十人十色なのだから、「嫌い」があるのは当たり前で、それが共存することが多様性なのだ。「嫌い」という感情に罪悪感を持たず、もっと「嫌い」を認めて、気楽に「好き」「嫌い」をいえる風通しのいい社会になろう、と訴える生き方エッセイ。昨今SNSでの誹謗中傷問題が話題になったが、「排除にならない上手な嫌い方」や「上手な悪口のいい方」などの話は実用的で、幅広い年代の人にアピールできる。著者ならではの辛口な論理で「みんな仲良し」社会・日本の欺瞞を暴く痛快な書! 第1章 「嫌い」を認めない現代人 第2章 私のマーラー嫌い騒動 第3章 「嫌い」が人間を成長させる 第4章 拒絶・排除にならない上手な「嫌い方」 第5章 嫌いなもの・嫌いな人とのつきあい方 第6章 「みんな仲良し」社会の欺瞞 終 章 「嫌い」を口に出せる成熟社会

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