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伝統演劇の破壊者 川上音二郎
岩井 眞實
海鳥社 · 2023年4月17日 · 248ページ
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内容紹介
オッペケペー節、書生芝居で知られ、毀誉褒貶相半ばする人物である川上音二郎。しかし、日本近現代演劇開拓の先駆者としての功績は大きい。 時代の機をみるに敏で、最新事件や日清戦争劇の上演で新演劇の基礎を確立。妻の貞奴とともに欧米を巡業し、そこで観たシェークスピア劇や児童劇などの西洋演劇を積極的に日本に紹介、演劇改革を行った。さらに近代的舞台装置を取り入れ、帝国座を建設するなど、劇場改革も行った。 川上音二郎の破天荒で波瀾万丈な人生を辿り、その功績を演劇史上に位置づける。 誕生から博多出奔 不思議な生まれ、不思議な名前/幼年時代/博多出奔 自由民権の壮士 自由民権運動とは/演説遣い/若き運動家たち/自由童子/講釈師から落語家へ 書生芝居への道 歌舞伎に出演する/改良ニワカ/「改良」の時代/明治二一年・二二年博多 角藤定憲 一座旗揚げ 「明治二十年国事犯事件顚末」/書生ニワカ/書生芝居/中村座進出 「オッペケペー節」/新演劇、市民権を得る/書生芝居の余波/第一回洋行 明治二六年博多/「意外」シリーズ/日清戦争劇 絶頂から転落へ 明治二八年博多/川上座/選挙に出る/二度目の落選/逃避行 欧米漫遊 サンフランシスコへ/シカゴからボストン/ワシントン、ニューヨーク、そしてロンドン パリ万博/再び欧州へ 正劇運動 「オセロ」/「マーチャント・オブ・ヴェニス」と「ハムレット」/明治三七年博多 二代目市川左団次と川上/明治四〇年博多 帝国座、そして死 川上革新興行/自由劇場と文芸協会/帝国座/明治四三年、四四年博多 明治四四年博多、そして死 川上音二郎年譜 索引
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