音楽の力と市民 協創の文化資本

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音楽の力と市民 協創の文化資本

本田 洋一

水曜社 · 2024年11月22日 · 文化とまちづくり叢書

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内容紹介

私たちはなぜ、音楽を捨てられないのか? こころに働きかけ、生きるエネルギーを育むからだ。 ナチスは党大会を「マイスタージンガー」の演奏で始めた。パリオリンピックはジョニー・アリデーの「Que je t’aime」(ク・ジュ・テーム)」に始まり、締めはセリーヌ・ディオンでフランス全土を沸かせた。人々はなぜ、こんなに音楽を愛するのか? 本書は 1)音楽活動の担い手 2)音楽そのもの3)音楽活動の場 4)担い手の育成・支援を対象領域とし、とりわけ独自の蓄積を見せてきた大阪の音楽シーンを掘り下げる。 「サントリー1万人の第九」公演の舞台裏、官民が“協奏”して生まれる新しいライブ空間、シンガーソ ングライターの草の根音楽活動なども紹介。コロナ禍以後の現状も報告し、地域に沁み込む音楽文化資本を論じる“音楽愛の讃歌”でもある。 プロローグ 第1章 「サントリー1万人の第九」人々をむすぶ魔法の力 - 世代をこえて市民が創造する合唱音楽空間 1.「サントリー1万人の第九」と1万人の合唱団 2.「サントリー1万人の第九」を支える音楽文化資本 第2章 シンガーソングライターの活躍 - アーティストと人々が創るライブの場 1.20世紀音楽文化の特色 2.シンガーソングライターの音楽活動 - ヒサ絵さん 3.シンガーソングライターの音楽活動 - MISSIWさん 4.音楽活動の特色 第3章 「音楽のある街」をめざす - 大阪市大正区と高槻市の取り組み 1.沖縄音楽文化と「第九」の伝統 - 大阪市大正区 2.「高槻ジャズストリート」 - レジェンドから若者への音楽文化の継承 第4章 音楽ホールと音楽文化団体との連携 - 門真市民文化会館ルミエールホールの取り組み 1.近郊都市門真市の発展 2.門真市における文化政策・文化事業の展開 3.市民、芸術文化団体ホールの協働 第5章 音楽文化資本の継承と地域創造 - 大阪芸術大学の幅広いチャレンジ 1.総合芸術大学としての発展とその総合力 2.「隠れ里『嵯峨谷』を未来へつなぐ架け橋プロジェクト」 第6章 中之島をウィーンに - 都心を音楽文化創造の場に 1.日本テレマン協会の取り組み 2.市民の鑑賞機会を生み出す「大阪クラシック」事業 第7章 大阪における音楽文化産業の発展 1.西欧音楽文化の受容とその特色 2.大阪における「民の力」の主導性、公共・民間の連携 第8章 大都市圏大阪の形成と都市政策、文化政策の展開 1.関市政における近代都市大阪の骨格と都市文化空間の形成 2.戦後高度成長期における大阪大都市圏の形成と文化基盤 第9章 世界に開かれた音楽文化創造都市圏へ - 成果・課題・展望 1.市民の音楽参加と創造の場 2.参加と創造支援のネットワーク 3.都市文化政策の課題と展望 略年表[近大大阪・京阪神圏における音楽文化資本の蓄積と音楽文化] エピローグ 引用・参考文献

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