内容紹介
努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。 本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を明らかにし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。 本書のタイトル、〈「無理」の構造〉は、〈理(ことわり)なきことのしくみ〉、あるいは〈理不尽さメカニズム〉とも言えます。 そして、本書のキーメッセージは、 「理不尽なのは〈世の中〉ではなく、私たちの〈頭の中〉である」 です。 第1部 対称性の錯覚 第1章 錯覚の積み重ねと「三つの非対称性」-「善と悪」は対称か 第2章 「知識」の非対称性、「思考」の非対称性ー知的能力が理不尽さを生みだす 第3章 「具体と抽象」の非対称性ーお金で上下関係が生まれるのはなぜか 第4章 「言葉」という幻想ー「わかっているつもり」を二円図で表す 第5章 「人間心理」の非対称性ー水は低きに流れる 第6章 1:9の「ねじれの法則」-「教えられること」と「求められること」は違う 第2部 時間の不可逆性 第7章 気づきにくい社会や心の不可逆性ー湯は冷め、振り子は止まる 第8章 社会・会社の劣化の法則ー「盛者必衰」の真理からは逃れられない 第9章 具体化・細分化の法則ー高度化すれば視野が狭くなる 第10章 上流・下流の法則ー不毛な議論に費やされる膨大な時間 第3部 ストックの単調増加性 第11章 「微分と積分」と現実ー増やすのは簡単、減らすのは困難 第12章 のこぎりの法則ー増えだしたら止まらない 第13章 折り曲げの法則とストックのジレンマー「対極」は「紙一重」に変わる 第14章 大企業「病」という幻想ーもう「あの時代」には戻れない 第4部 「自分と他人」の非対称性 第15章 宇宙と「人間の心」-「絶対的中心」があるかないか 第16章 コミュニケーションという幻想ー「言葉の意味」の共有は難しい 第17章 「公平」という幻想ー基準は人間の数だけ存在する 第18章 「対等」という幻想ー批判する人とされる人の間に横たわるものは 第5部 「見えている人と見えていない人」の非対称性 第19章 決定的な非対称性ー「見えていない人」には「見えている人」が見えない 第20章 「全体像」という幻想ー自分の視野の狭さには気づきようがない 第21章 「経験則」という幻想ー自分の経験が「部分」であることに気づけない 第22章 「啓蒙」という幻想ー教育は無力なのか
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