フィッティングルーム

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小野瀬慶子

アダチプレス · 2023年6月5日 · 344ページ

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内容紹介

〈ファッションをつくる〉人びとの、生の呼吸。 手応え、喜び、信頼、希望。あるいは違和感、憤り、怒り、絶望ーー。ファッションの社会的世界に足を踏み入れてから、自ら創業した会社を離れるまでの30年間、〈わたし〉はファッションに何を求め、何をつくり出そうとしてきたのだろう。そこから見えてくる、〈もうひとつの創造〉の可能性とは? ファッションを支配するシステムへの葛藤と挑戦をつぶさに描き、個人的な経験を43の光景(ザ・シーン)によって世界にひらく、オートエスノグラフィー。 「フィッティングルームから出てきた女性の頰が、ピンク色に高揚する瞬間に出会ったことある? ほんとうに、最高なの」(シーン19より) 1 小さな感動 2 世界へ流れ出す 3 世界とのかかわり 4 海外ブランド信仰への違和感 5 自分たちで価値をつくる 6 働く場所を決めること 7 バイヤーの仕事 8 資本主義完全支配前夜 9 ショーとヒエラルキー 10 女性による女性のための店 11 9.11 2001年 12 つながる 13 破壊のために戦わない、つくるために戦うデザイナーたち 14 プレスプレビュー 15 外から見えたもの 16 共感とコミュニティ 17 ウェブサイトに掲げたビジョン 18 1号店オープン 19 フィッティングルーム 20 わたしたちのラグジュアリー 21 3.11 2011年  22 3.11 2011年とそれから1ヶ月 23 成長への誘惑 24 拡大とネットワーク 25 不穏なパリ 26 パリ展示会 27 世界での競争の始まり 28 小さなプレゼンテーション 29 デザイナー神話とスペクタクル 30 インスピレーション 31 スタイリストの仕事とその値段 32 クリエイティブクラスの生態 33 クリエイティブクラスとそのシステム 34 ショーへのハードル 35 ショーステイタス 36 王国のディストピア 37 もうひとつの創造 38 別れ 39 「このドレスは今日会う人へのわたしの想いなのです」 40 身体のその先にあるもの 41 35度の猛暑とセミの声、冬のコート 42 久しぶり 43 未来 自著解題 〈わたし〉の経験を意味づけ、もうひとつのファッションの社会的世界を想像し、創造する 謝辞

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