小説・エッセイ
天使日記
寺尾 紗穂
スタンド・ブックス · 2021年12月
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内容紹介
自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。 唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。エッセイ49編。 「目に見えるもの以外あるわけない、という断定は、シュタイナーが説いたように理想主義の否定でもある。人が今あるもの、手でつかめるものしか信じられなければ、愛がいったい何であるかも捉えることはできないし、世界をより良く変えていくこともできない。自分には聞こえていない声があり、見えていない世界があるかもしれないと振り返ること、まっさらな心で自然に向き合い、人に向きあうこと。現代を生きる私たちがそれを忘れ、何かに流されるように生きているのだとしたら、立ち止まりたいと思う。そのことにすでに気づいた人々にならって、私は人と一緒に生きたい、と思う」(「あとがき」より) 目次 1 子供でいること 北へ向かう スーさんのこと 目に見えぬものたち 歌とジェンダー 遠くまで愛す 霧をぬけて 闇と引力 天使日記 2 あくたれラルフ 馬ありて タレンタイム モンゴル民謡 それでも言葉は優しくひびいて 聞こえざる声に耳を澄まして 市子さんとモランのこと おあずけの抒情 矢野顕子の童謡 異端者の言葉 ブラジル移民をめぐってーー水野龍からブラジル版五木の子守唄まで パラオ再訪 3 山形 カブのわらべうた/吉野 大蔵神社/飯塚 炭鉱の光/足柄 金太郎の周辺/赤穂 海を眺めて/札幌 父の残像/福岡 降り止まぬ雨/今村 キリシタンの教会にて/本郷 アイヌと大神/滋賀 「売国」という言葉/会津 たよりないピアノを前に/名古屋 再会/私への旅/周防大島 尊厳と能動性/東京 ここには居ない誰かについて/ソウル こんなところで子供を産めない/大阪 「あかるさ」へ向かう/阿賀 新潟水俣病/鎌倉 墓参り前後のこと/金沢 ローレンス/阿賀 富と貧しさ/パラオ ひとまずおく/札幌 奥井理ギャラリー/モンゴル シベリアマーモット/玉川上水 あるダンサーの話/長島 愛生園/東京 山谷ブルース/大阪 そのままを認める/東京 コロナ あとがき
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