アメリカン・マインドの音声

小説・エッセイ

アメリカン・マインドの音声

下河辺美知子/高瀬祐子/日比野啓/舌津智之/巽孝之

小鳥遊書房 · 2019年5月24日 · 344ページ

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内容紹介

アメリカの音が響く、音楽が響く、そして、声が響くーー。 「外傷、身体、音声、音楽、記憶」を通して聞き取った アメリカン・マインドの多声学的な音響風景 「この本に寄せられた10の論考は、アメリカ、音声、音楽、記憶といった テーマを共有する中で私に語りかけられた声だと思っている。」(監修/下河辺美知子) 【主な目次】 ◎序文=セオリー狂騒曲ーー極東における受容と変容(巽孝之)    ●第一部 音が響く ◎第一章=恐怖の音がこだまするーー「アッシャー家の崩壊」に見るテロの構図(高瀬祐子) ◎第二章=音とオカルトーーハーマン・メルヴィルとラフカディオ・ハーンのコスモポリタニズム(佐久間みかよ) ◎第三章=恥、あるいは人格の臨界ーーヘンリー・ジェイムズの知の体質について(新田啓子)    ●第二部 音楽が響く  ◎第四章=現実(フェイス・ザ・ミュージック)に立ち向かえーー『気まま時代』(一九三八)における精神分析(日比野 啓) ◎第五章=場違いな音楽ーーポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』における異国の響き(大串尚代)        ◎第六章=「ジャズが感じられる瞬間」--ラルフ・エリソンの合衆国憲法とジャズ(権田建二) ◎第七章=ニューディールの残響ーー『欲望という名の電車』と一九三〇年代(舌津智之)    ●第三部 声が響く ◎第八章=声を書くということーー『ビリー・バッド』の草稿とビリーの吃音(板垣真任) ◎第九章=オバマのヒロシマ・スピーチを聴くーーナショナルナラティヴから千羽鶴の物語へ(伊藤詔子) ◎第十章=声なき絶叫ーー「税関」を通って『白鯨』へ(巽 孝之) ●言葉を届ける(下河辺美知子) (書評、エッセイなどを収録) 書評『アセンブリ』(ジュディス・バトラー) 書評『盗まれた廃墟』(巽孝之) 書評『批評的差異』(バーバラ・ジョンソン) 書評『日本語がほろびるとき』(水村美苗) 書評『マニエリスムのアメリカ』(八木敏雄) 劇評『風とともに去りぬ』 劇評『ダディ・ロング・レッグズ』 映画評『戦場でワルツを』「トラウマの記憶から届いてくる声」 村山敏勝さんを偲んで  「ショートターム的思考の呪詛に抗ってー 今届けたい言葉」

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