慶應義塾とアメリカ 巽孝之最終講義
巽孝之
小鳥遊書房 · 2022年8月31日
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内容紹介
日米慶應の三重文化(Triculture)! 環太平洋的、文化横断的、脱領域的な理論を得て脱アメリカ的アメリカ研究を照射する。そして、福澤諭吉を起源とする文化融合の想像力を深化させる思索の記憶。 慶應義塾大学での最終講義「最後の授業」、著者のライフワーク「作家生命論」を収録! ============= 目次 序 論 最終講義の物語学 第一部 最後の授業ー慶應義塾とアメリカ 0. 序説ー最初の授業 1. ドーデ「最後の授業」と普仏戦争(一八七〇-七一) 2. 「失われた大義」(the Lost Cause)と南北戦争(一八七ー〇七一) 3. キャプラ「スミス都へ行く」と負け戦 4. 福澤諭吉の環太平洋スペクトラムー「痩我慢の説」と明治維新(一八六八) 5. 結語ー物語の瞬間 第二部 モダニズムと慶應義塾ー世界文学の曙 0. 序説 福沢諭吉の逆説 1. 慶應義塾のモダニズム前史 1-1. 早すぎた碩学:大秀才トマス・サージェント・ペリーの失敗 1-2. 三田文学の胎動:放蕩息子・永井荷風の成功 2. ガートルード・スタインとモダニズム最盛期 3. エズラ・パウンドの極東:ヨネ・ノグチ登場 3-1. 世紀転換期のジャポニズム 3-2. フェノロサ・コード 3-3. 英語俳句の起源:甦る荒木田守武 4. バベル以後のモダニズム:ヨネ・ノグチから西脇順三郎へ 4-1. エリオットは蕎麦を食すべし 4-2. 国際詩人ノグチをめぐる論争 4-3. 西脇順三郎または引用と翻訳の詩学 5. 結語 世界文学の曙ー西脇順三郎『ヨーロッパ文学』を読む 第三部 作家生命論の環大陸ー来るべきアメリカ文学思想史 0. 序説ー漱石、エマソン、ウェルズ 1. トマス・サージェント・ペリーの社会進化論的文学史 2.「作者の死」と作品の再生 3. トウェインとミレーー円熟期の『晩鐘』 4. アメリカにおけるミレー神話 5. ポー、トウェイン、ウォン 6. 自己剽窃の効用、またはメタフィクションの進化 7. 結語ー『白鯨』を書く 二十一世紀 終 論 慶應義塾とニューヨーク 慶應義塾とアメリカ関連年表 Synopsis
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