『どもる体』を読了しました
吃音症持ちのためタイトルに惹かれて数年前に購入したものの、その症状について考えると気分が落ち込むため読まずに書棚にしまったままにしていたが、ようやく重い腰を上げて読んでみた。 連発→難発→言い換え、歌う時はなぜかどもらない、まさにそのとおりの共感できる内容だった。 改めて自身の症状を客観視できた気がした。 言葉を発するという一般的には何気ない行為に対し、スーパーサイヤ人みたいに極限まで神経を研ぎ澄ませることで吃音と向き合ってきたが、そういった日々に疲れてしまって人との交流がしんどくなり孤独な人生を選択してしまった面がある。 私自身、吃音症という症状が病気であることを認識するのがずいぶん遅く、吃音をからかわれながら生きてきたが勿体無い生き方をしたのかなと思う。 症状を受け入れて周囲に開示して生きる選択肢があるのは大変素晴らしいこと。 吃音に悩む本人や本人のご家族にぜひ読んでいただきたい一冊である。
