人文・思想・社会
安全神話崩壊のパラドックス : 治安の法社会学
河合幹雄
岩波書店 · 2004年8月
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内容紹介
「日本は犯罪の少ない安全な社会である」という安全神話が揺らぎつつある。しかしはたして、犯罪が増加し、凶悪化が進んでいるという認識は正しいのか。著者は、統計資料の徹底的な読み込みを通してわが国の犯罪状況を分析し、近年の通説が現実を正しく反映していないことを考証。なぜそのような言説が一般的にまかり通ることになったのか、その背景と言説自体がもつ意味を明らかにしたうえで、欧米社会との比較考察をも加えつつ、今後の社会変化と法状況の将来を展望する。法とは何かを問うことを通して、わが国における司法制度や社会関係のあるべき姿について考察した、気鋭の法社会学者による刺激的な問題提起である。
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