新版 天使の記号学

新版 天使の記号学

山内志朗

岩波書店 · 2019年3月16日

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内容紹介

例えば身体、世間、人間的尺度……。人はつねに媒体とともに生きている。ところが身体を持たない天使に憧れを持つように、媒介なしに断絶を飛び越えたいと願う心もあるのだろう。本書では、肉体、欲望、存在の一義性などの諸問題を考察しながら、中世哲学の本質に挑む。中世の知を、現代社会の中で読み直す名著、待望の文庫化!(解説=北野圭介) 小さなまえがき 序 章 リアリティのゆくえ 第1章 天使の言葉  1 天使に言語は必要なのか  2 天使の言語論  3 言葉の裏切りと他者の裏切り  4 祈りの言葉  5 言葉の受肉 第2章 欲望と快楽の文法  1 現代のグノーシス主義  2 欲望の構造  3 欲望の己有化  4 欲望の充足可能性  5 快楽の技法 第3章 聖霊とコミュニカビリティ  1 コミュニケーションの多層性  2 聖霊論の構図  3 名前とコミュニカビリティ  4 コミュニカビリティの文法 第4章 肉体の現象学  1 魂と肉体  2 身体の聖性  3 身体図式と身体イメージ  4 肉体とハビトゥス  5 肉体と〈かたち〉 第5章 媒介の問題としての〈存在〉  1 媒介と共約不可能性  2 〈存在〉の一義性  3 〈存在〉の中立性  4 偶然なるものの神学 第6章 普遍とリアリティ  1 普遍論争の焦点  2 プロティノスの残照  3 存在と本質  4 普遍から個体へ  5 個体化論の構図  6 〈このもの性〉という深淵 終 章 〈私〉というハビトゥス 参考文献 あとがき 文庫版のためのあとがき 解 説……………北野圭介 索 引

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