文庫
ロシア革命史 : 社会思想史的研究
猪木 正道
KADOKAWA · 2020年9月 · 角川ソフィア文庫
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内容紹介
革命研究に衝撃を与えた、独裁研究の第一人者猪木正道のデビュー作、復刊! 「一九四六年八月に、ほぼ三週間を費やして、私は本書を書き上げた。 当初は食糧不足の時代で、私は成蹊学園の農場内に住居を与えられ、みずから陸稲やとうもろこしを作りながら、原稿を書いた」 革命史を簡潔にたどりながらも、レーニン主義、ボリシェヴィキ政権など、革命過程を理論的に分析した。 意外と類書がない切り口であり、後に、革命を破壊と創造の両過程に分類し、その二つの流れの総合として説明したことは、 コロンブスの卵とされ、革命研究に衝撃を与えた。 再評価の進むローザ・ルクセンブルクとレーニンを「西欧共産主義」vs「東欧共産主義」として対比させたり、 「(ヒトラー)ファシズムは、世界革命の鬼子である」と喝破するなど、本書の普遍性はいまも失われていない。 先般、逝去されたロシア研究の泰斗・木村汎氏は解説でこう激賞している。 「総合的なアプローチ、卓抜のバランス感覚、思索の深さ、精密な分析、時として大胆な仮説ーーこれらのコンビネーションをもって真正面から共産主義へ立ち向かった概説書として、本書の右に出るものはない。また今後、少なくとも邦語において出ることはないだろう」 ※本書は1994年に中公文庫から刊行されたものを二次文庫化したものです。故木村汎氏(1936-2019)の解説も再掲しました。底本には初版第1刷を使用しました。 【目次】 旧版はしがき はしがき 第一章 序 言 第二章 ロシアの後進性 第三章 ボリシェヴィズム 第四章 ツァーリズムの苦悶 第五章 十月革命 第六章 世界革命 第七章 一国社会主義 第八章 結 言 注 解 説 木村 汎 目 次 旧版はしがき はしがき 第一章 序 言 第二章 ロシアの後進性 1 後進性の原因 2 ツァーリズム 3 ナロードニキ 4 ロシア資本主義 第三章 ボリシェヴィズム 1 プレハーノフ 2 原始マルクス主義 3 カウツキーとベルンシュタイン 4 レーニン主義 第四章 ツァーリズムの苦悶 1 日露戦争 2 第一次革命 3 第一次革命(続) 4 ストルイピン時代 第五章 十月革命 1 第一次世界大戦 2 第一次世界大戦(続) 3 二月革命 4 四月テーゼ 5 ボリシェヴィキ政権 第六章 世界革命 1 憲法制定会議 2 ブレスト・リトフスク 3 内 乱 4 コミンテルン 第七章 一国社会主義 1 新経済政策 2 五ヵ年計画 3 第二次世界大戦 第八章 結 言 注 解 説 木村 汎
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