脳からみた心

脳からみた心

山鳥重

KADOKAWA · 2013年6月21日 · 角川ソフィア文庫

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内容紹介

言葉・知覚・記憶からなる心の働きは、脳が傷を受けると不思議な壊れ方を見せはじめる。「目を閉じて」と言われると口を開ける失語症。見えないはずの眼で、点滅する光源を指さす盲視。発症時を起点に、記憶や未来の時間を失う健忘症ーー。脳損傷に関する数多くの臨床例を通して、脳の不思議と心のダイナミズムを平易に解説。神経心理学の第一人者が「心とは何か」という永遠の問いに迫る、不朽のロングセラー。解説:養老孟司 はじめに───脳と心の関係 一 言葉の世界 1 言葉は「意味野」の裾野をもつ 2 「語」の成立基盤 3 語は範疇化機能をもつ 4 「意味野」の構造 5 「語」から「文」への意味転換 6 自動的な言葉と意識的な言葉 7 言語理解における能動的な心の構え 8 状況と密着した言葉 9 言葉はかってに走り出す 10 過去の言葉が顔を出す 11 言葉の反響現象 12 言葉の世界は有機体 まとめ 二 知覚の世界 1 知覚の背景 「注意」ということ 2 注意の方向性 3 「見えない」のに「見ている」こと 4 「かたち」を見ること その1 5 「かたち」を見ること その2 6 「かたち」の意味 7 二つの形を同時に見ること 8 「対象を見る」とは何か 9 視覚イメージの分類過程 10 対象を掴む 11 私はどこにいるのか? 12 知覚の世界は宇宙空間 まとめ 三 記憶の世界 1 刹那に生きる 2 短期記憶から長期記憶へ 3 長期記憶が作られる過程 4 記憶の意味カテゴリー 5 記憶と感情の関わり 6 短期記憶はなぜ必要か 7 記憶の世界の広大な拡がり まとめ 四 心のかたち 1 言語と音楽能力は関係あるか 2 言語と絵画能力は関係あるか 3 左右大脳半球を分離する その1:左大脳半球と言語 4 左右大脳半球を分離する その2:右大脳半球の世界 5 人は複数の心をもつ 6 心のかたち 文庫版あとがき 参考・引用文献 解説────養老孟司

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