怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史

怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史

鹿島茂

講談社 · 2010年10月12日 · 講談社学術文庫

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内容紹介

偉大な皇帝ナポレオンの凡庸な甥が、陰謀とクー・デタで権力を握った、間抜けな皇帝=ナポレオン三世。しかしこの紋切り型では、この摩訶不思議な人物の全貌は掴みきれない。近現代史の分水嶺は、ナポレオン三世と第二帝政にある。「博覧会的」なるものが、産業資本主義へと発展し、パリ改造が美しき都を生み出したのだ。謎多き皇帝の圧巻の大評伝!(講談社学術文庫) 史上最悪の皇帝は本当に大バカだったのか? 漁色家、放蕩家、陰謀家、そして捕虜になった間抜けな皇帝、一方、パリ大改造、消費資本主義を発明し、世界史の流れを変えた男。一大伝記ついに登場! プロローグ 謎の皇帝 第一章 陰謀家ルイ=ナポレオン  1 生い立ち  2 運命の星を信じて  3 超前段階蜂起  4 栄光への脱獄  5 革命を利用せよ 第二章 大統領就任  1 四面楚歌  2 議会との暗闘  3 ついに白刃きらめく  4 クー・デタへ、役者そろう  5 賽は投げられた 第三章 皇帝への道  1 モルニーの罠  2 成功の失敗  3 なによりも秩序を  4 ついにナポレオン三世となる 第四章 第二帝政──夢の時代  1 ナポレオン三世の結婚  2 武装せざる予言者  3 権威帝政のパラドックス  4 「貧困の根絶」の実現へ  5 クレディ・モビリエの始動 第五章 社会改革  1 鉄道戦争  2 金融戦争勃発  3 拡大する金融戦争  4 パリ大改造に着手  5 オスマン登場 第六章 パリ大変貌  1 オスマン時代の始まり  2 壮大な都市計画  3 第一期工事  4 第二次計画  5 第三次改造計画とオスマンの失脚 第七章 二つの戦争  1 クリミア戦争  2 人生最良の年  3 イタリアの思惑  4 イタリア戦争  5 デパート都市の誕生  6 自由帝政と労働運動 第八章 第二帝政の終焉  1 祝祭と放蕩  2 伝説のバブル美女たち  3 一八六三年の転換  4 メキシコ介入の悲劇  5 サドワの失策  6 自由帝政にむけて  7 第二帝政の崩壊  8 虜われの皇帝 エピローグ その後のナポレオン三世 参考文献 あとがき

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