内容紹介
東京、ハワイ、オレゴンと、ジニは学校からたらい回しにされてきた。ホームステイ先で彼女は、五年前の出来事を語りはじめる。在日韓国人として生まれた、朝鮮語がわからないまま、過ごした朝鮮学校での日々。居場所を見つけられず、二つの言語の間で必死に生きるなか、あの日、テポドンが発射される。第59回群像新人文学賞受賞作。第155回芥川賞候補作。
レビュー
過去読了。読むのが苦しかった。それは、物語が退屈だったという意味ではなく、主人公のジニに感情移入しすぎて所々読み飛ばしてしまいたい部分があったからだ。ジニは恐らく、言葉の壁以上に過敏すぎて周りとうまく溶け込めないのだろう。かつての自分なら、本書をより深く理解できたかもしれない。
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