『イライザは救いたい』の感想を書きました
面白かった。「お梅シリーズ」のスピンオフ。善意とモチベーションが空回ってしまいがちな「ハッピー魔法少女イライザ」が主人公。人を幸せにする呪いの人形・お梅とは対照的で面白い。飲食店や田舎のヤンキーの描写がリアルで良かった。イライザの謎の自信と開き直りが癖になる。まさか、あの人物が〇〇だとは……。
まだ名刺がありません
かんろ(梓)さんはまだ「名刺がわりの9冊」を設定していません。
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『イライザは救いたい』の感想を書きました
面白かった。「お梅シリーズ」のスピンオフ。善意とモチベーションが空回ってしまいがちな「ハッピー魔法少女イライザ」が主人公。人を幸せにする呪いの人形・お梅とは対照的で面白い。飲食店や田舎のヤンキーの描写がリアルで良かった。イライザの謎の自信と開き直りが癖になる。まさか、あの人物が〇〇だとは……。
『夏帆 : The Tale of KAHO』の感想を書きました

久しぶりの村上春樹さん作品。女性の絵本作家・夏帆が主人公。ファンタジー色強めな出来事に巻き込まれて、色々あって(ネタバレになるので割愛)家族の絆を再確認する物語でもある。私にも守護天使がいたらいいなあ、と思った。私も私の物語を生きている。それはきっとこれを読んでくれているあなたも。
『100万回生きたねこ』の感想を書きました
今更ですが、『100万回生きたねこ』を読みました。 なぜか保育園で触れないまま小学生になってしまい、小1の時の級友に重大なネタバレをされて逆張りで読まないつもりでいましたが、記憶がかなり薄れて来たので図書館で取り寄せて借りて読みました。本書はかなり年季が入っていて、「すごく愛された本なのだな」と感じました。 不機嫌だけど愛され者のねこが、白いねことの出会いを通して自分を誇示しなくなったのが大きな成長だと思いました。「死」を考えることは、「生」に向き合うこと。大人になって手に取って良かったです。
『清潔な結婚』の感想を書きました

「変容」 「怒り」の感情を若い世代を中心に失いつつある世界線の話。エクスタシー五十川のキャラが最高。 「コイビト」 主人公の「私」は、ぬいぐるみに「ホシオ」と名付けて恋人のように接する。同様にぬいぐるみを愛している少女・美佐子と出会うが……。 「水槽」 文庫本書き下ろし短篇。献身的に金魚の世話をする柿生君を観察する話。僅かなグロさもあるのに美しい。 「清潔な結婚」 表題作。「性」を可能な限り排除した世界線の結婚。「クリーン・ブリード」という清潔な繁殖を用い、性交渉をしない夫婦の話。 どれも良かった。近未来の設定なのに、「清潔な結婚」でも妊娠・出産するのは女性のみというのが興味深い。 もしこの先、私もディストピア小説を書くとしたら、同性愛の方同士、ペット等とも子供を作れる社会を描くだろう、と思う。グロテスクさや批判は否めないかもしれないが。
『猛スピードで母は』の感想を書きました
「サイドカーに犬」 父の愛人の洋子さんとの不思議な共同生活を送る主人公・薫の成長と回想。麦チョコが食べたくなった。この作品が特にお気に入り。個人的に表題作よりも好み。 「猛スピードで母は」 主人公・慎に結婚を仄めかす母を冷静に見つめ、小6という多感な時期の肌感覚で描かれた傑作。 長嶋有さんの小説を初めて読んだが、女性が強くて元気をもらえる。他の作品も是非読みたい。
『限界OLクソ短歌』の感想を書きました
前々から読みたかったので、読めて良かったです。「限界短歌」だけでなく切ない歌もあり、温度差で恋に落ちたような感覚になりました。 弊社には無い(私が招かれていないだけかもしれないが)ですが、世の飲み会に蔓延る苦手な上司の愚痴が全部「これ(ら)」になってほしい。切実に。 余談ですが、私も短歌をやっているので、ここで一首失礼します。 「良かった」とありきたりな感想で栞も挟まず一気に読んだ
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イライザは救いたい
面白かった。「お梅シリーズ」のスピンオフ。善意とモチベーションが空回ってしまいがちな「ハッピー魔法少女イライザ」が主人公。人を幸せにする呪いの人形・お梅とは対照的で面白い。飲食店や田舎のヤンキーの描写がリアルで良かった。イライザの謎の自信と開き直りが癖になる。まさか、あの人物が〇〇だとは……。
破局
公務員試験の勉強に励む大学生の陽介のキャンパスライフは、ラグビーと筋トレ、恋と二人の女性との性交渉などで歪に彩られていた。平易な文章で読みやすいながらも、脳に言葉がスっと入っていく。ラストは破滅的でありながら、どこか美しい余韻を感じた。

憤死
「おとな」綿谷りささんの幼少期だろうか。ずっと浸っていたいような不思議さが心地よい。 「トイレの懺悔室」私も男子小学生並に卑猥な妄想をしてしまった。あの儀式は一体なんだったのか。 「憤死」表題作。綿矢節全開。終わり方が特に好き。 「人生ゲーム」重めの話だけれど面白かった。謎の青年の正体が気になるけれど、謎のままにしていた方がきっと美しいので考察は控えます。

夏帆 : The Tale of KAHO
久しぶりの村上春樹さん作品。女性の絵本作家・夏帆が主人公。ファンタジー色強めな出来事に巻き込まれて、色々あって(ネタバレになるので割愛)家族の絆を再確認する物語でもある。私にも守護天使がいたらいいなあ、と思った。私も私の物語を生きている。それはきっとこれを読んでくれているあなたも。
100万回生きたねこ
今更ですが、『100万回生きたねこ』を読みました。 なぜか保育園で触れないまま小学生になってしまい、小1の時の級友に重大なネタバレをされて逆張りで読まないつもりでいましたが、記憶がかなり薄れて来たので図書館で取り寄せて借りて読みました。本書はかなり年季が入っていて、「すごく愛された本なのだな」と感じました。 不機嫌だけど愛され者のねこが、白いねことの出会いを通して自分を誇示しなくなったのが大きな成長だと思いました。「死」を考えることは、「生」に向き合うこと。大人になって手に取って良かったです。
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