春、死なん

小説・エッセイ

春、死なん

紗倉 まな

講談社 · 2020年2月 · 158ページ

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内容紹介

老い、父と母、母と娘、男と女、「私」と誰か。 どれもありふれた光景のはずなのに、どうして、こんなにも新鮮なんだろう。 高橋源一郎 蔑みながら羨む。母という女を娘は否が応でも生きる指針にしてしまう。 怖くて見られない心の奥を素手で掴まれた。 中江有里 現役人気AV女優が描く「老人の性」と「母の性」--、濃密な文章で綴られた衝撃作! 「春、死なん」 妻を亡くしたばかりの70歳の富雄。理想的なはずの二世帯住宅での暮らしは孤独で、何かを埋めるようにひとり自室で自慰行為を繰り返す日々。そんな折、学生時代に一度だけ関係を持った女性と再会し……。 「ははばなれ」 実母と夫と共に、早くに亡くなった実父の墓参りに向かったコヨミ。専業主婦で子供もまだなく、何事にも一歩踏み出せない。久しぶりに実家に立ち寄ると、そこには母の恋人だという不審な男が……。 人は恋い、性に焦がれるーーいくら年を重ねても。揺れ動く心と体を赤裸々に、愛をこめて描く鮮烈な小説集。

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