永遠年軽

小説・エッセイ

永遠年軽

温又柔

講談社 · 2022年10月 · 140ページ

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内容紹介

十七歳の私たちは、「はるか遠くにある未来」を夢みていたーー 私=林由起子には、林美怜と林圭一という同じ「林」の苗字を持つ友人がいた。やがて圭一は美怜と付き合うようになり、三人の関係に変化が訪れる……。国籍や性別を超えた三人の友情、その積み重ねた時間を描いた表題作をはじめ、「日本語文学」を拡張する傑作作品集。 完全に普通のひとなんか、この世に一人もいないよ。誰もが皆、それぞれ、ちょっとずつ、普通じゃないんだ。(「永遠年軽」) おじいちゃんはね、二十歳までは、日本人だったんだよ。(「誇り」) 父が、おりこうさん、と言ってくれるから、ガイジン、とか、タイワン、とはやしたてられても耐えられた。(「おりこうさん」)

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