時の家

時の家

鳥山 まこと

講談社 · 2025年10月 · 139ページ

登録している人
3
読了した人
2
レビュー
1

内容紹介

第174回芥川賞&第47回野間文芸新人賞受賞作! ある家に暮らしていた三代の住人たちの存在と記憶、感情がよみがえるーー。 三田文學新人賞でデビューした注目の小説家が傑出した完成度で描く、あたらしい建築文学。 ********************** いしいしんじ氏&松永K三蔵氏、推薦! 「大切に建てられた一軒の家に、ひとの気配がやどる。流れる時のすきまから、あまたの声がもれだしてくる。いつかまた、この本のなかに帰ってこようと思った。」 ーーいしいしんじ 「紐解かれていく「時の家」の記憶は、語られなかった想いに繋がる。物質(モノ)がこれほど繊細に語り得る小説を私は知らない。」 ーー松永K三蔵 ********************** 青年は描く。その家の床を、柱を、天井を、タイルを、壁を、そこに刻まれた記憶を。 目を凝らせば無数の細部が浮かび、手をかざせば塗り重ねられた厚みが胸を突く。 幾層にも重なる存在の名残りを愛おしむように編み上げた、新鋭による飛躍作。 【装幀】水戸部 功

  • ユーザー#8036

    2026年5月23日

    家を建てた時の事を思い出して、数年後を想像しながら我が家をより愛おしく感じられた。 作ればいつか壊さなくてはならない時が来る事も丁寧に書かれている。 傷、日焼けから時間を行き来できる。家には人と思い出が住まう。建築家が作るものは何か。

みんなの引用・メモ

引用を残す

公開されている引用はまだありません。

関連書籍

図書館で借りる