絵本・児童書・図鑑
こんとんじいちゃんの裏庭
村上 しいこ
小学館 · 2017年7月
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内容紹介
真実を追究する少年の奮闘物語 作者村上しいこさんは、今、最も注目される児童文学作家です。ほのぼのとした幼年童話や絵本が多く、子どもたちにも人気のある作家ですが、初めての長編『ダッシュ!』が大変好評で、その後長編としては、2作目となる『歌うとは小さな命のひろいあげ』で野間児童文芸賞を受賞しました。それぞれ少年少女の抱える問題や社会的テーマをリアルに描き出し、次々と問題作を発表しています。 今回の作品は、昨今の大きな社会問題となっている"認知症老人"と暮らす家族の物語です。 いっしょに暮らす呆けちゃったじいちゃんが、ある日交通事故に遭って意識不明となります。にもかかわらず車を運転していた人に損害賠償請求をされてしまいました。法律のことなどよくわからない両親は、「なぜ?」と憤りつつもどうしていいかわからず、言われるままに支払ってしまいそうになります。横目で見ていた少年は、「絶対におかしい!!!!」と、どうしてこんなことになってしまったのか自分で調べはじめます。社会の仕組みに納得いかない少年の前に、生死をさまようじいちゃんが、ふらふらと現れて、「暮らすってどういう意味だ〜?」なんてぼけたことをつぶやいたりします。少年は、納得のいく真実を見つけることができるのでしょうか? ちょっとユーモラスに、ちょっと少年探偵風に、難しい問題を解き明かします。 【編集担当からのおすすめ情報】 問題作を次々に送り出す児童文学作家村上しいこさんの渾身の書き下ろしです。深刻な問題を、淡々と真摯に追求していきます。そして、問題を掘り下げていくのは、中学生の少年。 多くのテーマが秘められた一冊です。 こんとんじいちゃんの裏庭 もくじ 1 じゃまをしてはいけません 4 2 じいちゃんは死にません 11 3 哲学はわかりません 27 4 いてもらうわけにはいきません 49 5 じいちゃんは知りません 64 6 はむかってはいけません 87 7 納得はしていません 104 8 肥料を欠いてはいけません 129 9 嘘はつきません 153 10 幸せにはなれません 185 11 正義を振りかざしてはいけません 212 12 争ってはいけません 225 13 描きたくて 247
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