内容紹介
僕は若い頃から本を読み、文章を書き、そのかたわら競輪とつきあってきた。だからできることは次の二つしかない。一つ、競輪場へ行き、競輪をやること。二つ、机に向かって文章を書くことーー文壇屈指の小説巧者と呼ばれる著者のまなざしが机上を離れ、競輪というギャンブルにむけられるとき、そこにはまぎれもない素顔が表出している。小説家・佐藤正午が自らの25年以上にもおよぶ〈もうひとつの顔〉を記録した珠玉のエッセイ集。
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