漱石と日本の近代(下)

漱石と日本の近代(下)

石原千秋

新潮社 · 2017年5月26日 · 新潮選書

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内容紹介

一貫して漱石が描こうとしたもの、それは「女」という謎であったーー。都市空間に住む家族の物語を描き続けた漱石。明治民法によって家の中にも権利の意識が持ち込まれ、近代的「個」の自覚、生活に浸透する資本主義、家族を離れた愛など、新たなテーマが見出されていった。中でも漱石にとって最も謎に満ち、惹かれた対象は「女の心」だった……。後期六作品を中心に時代と格闘した文豪像を発見する試み。

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