漂流記の魅力

漂流記の魅力

吉村昭

新潮社 · 2003年4月 · 新潮新書

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内容紹介

日本には海洋文学が存在しないと言われるが、それは違っている。例えばー寛政五(一七九三)年、遭難しロシア領に漂着した若宮丸の場合。辛苦の十年の後、津太夫ら四人の水主はロシア船に乗って、日本人初の世界一周の果て故国に帰還。その四人から聴取した記録が『環海異聞』である。こうした漂流記こそが日本独自の海洋文学であり魅力的なドラマの宝庫なのだ。

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