よこまち余話

よこまち余話

木内昇

中央公論新社 · 2019年5月23日 · 中公文庫 き37-2

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内容紹介

【各紙誌で話題を呼んだ哀しくも愛しい幻想譚、待望の文庫化!】 その人は、もういないかもしれない。 もういなくてもーー確かにここにいた。 お針子の齣江や向かいの老婆トメさんが、 いつ、どこから来て棲み始めたのか、長屋の誰も知らない。 正体不明の男「雨降らし」が門口に立つとき、 そこには必ず不思議が起こる。 少しずつ姿を変える日々の営みの中に、 ふと立ち上る誰かの面影。 時を超え、降り積もる人々の思い。 路地にあやかしの鈴が響き、 彼女はふたたび彼と出会うーー。 「いつかの人々」が囁きかけてくる感動長篇。

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