内容紹介
「カスハラなんて言い出すんじゃないだろうな」 仙台の小さな老舗でホテルマンとして勤務している大山茂。 ホテルのため、顧客のため、部下にモーレツ指導を徹底し、世間知らずの妻にも躾を欠かさない。 なじみの書店では、従業員のささいな過ちも見逃さず、相手と店のことを思い、執拗に教育を施していく。 悪がはびこるこの世を憂い、ひとり断固として正義を貫く大山は、しかし周囲と深刻な軋轢を生んでいく。 世間の無理解と認知の違いを悟った大山。やがてある決断をくだしーー。
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