内容紹介
横山秀夫さんも推薦! スリリングな絵画エッセイ 『怖い絵』シリーズや『名画の謎』シリーズで知られる 中野京子さんの人気シリーズ『運命の絵』。 2作目となる今作は、マネが描いた 『フォリー・ベルジェールのバー』が カバーを飾る。 華やかなミュージックホールのスタンドバーに立つ売り子。 整った顔立ちながら虚ろな表情の彼女が、 飲み物と一緒に売るものは……。 運命の分岐点に立ち、あらがい、翻弄される 人間たちのなまなましい姿。 名画の背後にある運命のドラマをひもとき、 画家の企みと時代のリアルに迫るーー。 帯には、横山秀夫さんから 「部類の面白さ。 知的好奇心を満たされていく 快感がたまらない。 この本より面白い小説を書けと 言われたら、ちょっと怯む。」と 熱い推薦文が寄せられています!
レビュー
濃厚な高級チョコレート
考えた事: 自分が何故印象派以降の海外が好きなのかわかったというか、改めて実感したような気がする 昔の西洋海外って、写真や動画がない時代だから政治や宗教に利用されてて描く事で民衆からの支持とか、貴族の屋敷に飾って権威を誇るとか 一つ一つの絵が重たいんだよな 高級チョコで味は抜群だけど、2個3個食べるにはちょっと待ってくれという感じ 大きさもかなりあるから、お城や邸宅に映えるはずよ 庶民の家には映えない的な絵がほとんど 時代が下っていくにつれて、市民たちの顔や風景が出て来るんだよね 神様とか偉人、貴族が描かれるばかりだったのがその対象じゃなくなってくる もちろん絵のモデルはいただろうけど 印象派以降、現代に行くに従い気軽に見られるものが増えて来る 肩肘張らずにラフに見られる絵が増えて来るから見やすいし好きになったんだろうなと思った 日本画もそういうものもあるけどね、寺社仏閣の屏風襖絵とか でも役者絵とか瓦版とかもっと庶民に近しいところにあるような感じなんだよなあ あと絵のサイズも割と均一 いやこれは版画もでてきたからか? 本の感想〜 絵の解説、時代、作者の意図など、絵の中にあるものを解説しつつ物語のようにも感じる内容で面白かったし、まだまだ知らない絵がたくさんあるなぁと感心していた(当たり前)
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