文庫
黙秘
深谷忠記
徳間書店 · 2022年6月 · 徳間文庫
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内容紹介
彼女はなぜ、口を閉ざすのか? 殺人犯が黙秘を続ける中、裁判は進む。 担当検事は事件の真相に到達できるか? 私たちにも、トラウマという便利な言葉で人間の心を忖度しようとする 安易な傾向がある。 本書はトラウマが存在するとされる人間の深層にアプローチする際の、 一方的な思いこみや独断がもたらす危険を真摯に問いかけている。 まさに「社会派・本格ミステリー」の達人が贈る傑作(マスター・ピース)である。 ーー西上心太氏(解説より) 北海道釧館(くしだて)のホテルで起きた殺人事件。殺されたのは有名な精神科医・隈本洋二郎。犯人の女は自らホテルのフロントに電話をかけてきた。殺人容疑で逮捕され、釧館中央警察署に連行された女は、札幌市豊平区に住む主婦と判明。だが彼女は、隈本を刺した事実は認めたものの、それ以外は一切話さない。黙秘の裏に潜むものとは? 事件を担当する検事の森島は真相を探るべく動き出す。
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