トランス男性による トランスジェンダー男性学
周司あきら
大月書店 · 2021年12月20日
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内容紹介
トランス男性はどこにいるのか。移行後の実生活に根差して「男性」の範疇でトランス男性をとらえ直すとともに、これまでその存在がまったく想定されていない「男性学」に対して、当事者の視点から新たな見方を提起する意欲作。 はじめに 第1章 トランス男性とは トランス男性とは トランスジェンダーの用語 トランス男性の人生 トランス男性の治療 トランス男性が社会的に男性化するときのステップ 第2章 既存の男性学と、トランス男性の不在 男性学とは何だったのか 日本の男性運動の歴史 男性学はフェミニズムと手をとるのか 男性同士で同じものへ向かう 男性学においてトランス男性はどこにいる? 男を男たらしめる、覇権的男性性とは トランス男性が獲得させられる男性特権 メディアにおけるトランス男性の不在 トランス男性の現状から トランス男性は弱者男性なのか? 弱者男性論の抱える問題 男性差別の実態 ラディカル・マスキュリズムへの警戒 コラム 『幽☆遊☆白書』から読みとるトランス男性の不在 第3章 トランス男性の発掘 男性外部からのアプローチ 男性内部からのアプローチ 新しい視点から 第4章 第一の切り口:フェミニズムに囚われるトランス男性 なぜトランス男性とフェミニズムは親和性を持ちうるのか 「ピンクの赤ん坊」だったトランス男性 ラディカル・フェミニズムへの接近 トランス男性がフェミニズムに関わり続けることの困難さ だからトランス男性はフェミニズムと別れなければならない 第5章 第二の切り口:トランス男性は男性学に潜在していたのか トランス男性は主張しない? 少年と成人男性の対比 男性内部の多様性 トランス男性とゲイセックス 男性ホルモンによる性的感覚の変化 トランス男性の孤立した心理 男性同性愛という歴史 トランス男性にとっての同性愛 ゲイの男性性 コラム 『POSE/ポーズ』に見るトランス男性の不在と、夫人の抱える“名前のない問題” 第6章 第三の切り口:トランス男性の男性性を探して トランス男性の男性性 Self-Organizing Men--トランス男性によるトランス男性のための本 女性コミュニティにいたトランス男性 女性との差異ーートランス男性の「胸」 ペニスのない男性 トランス性を残したいトランス男性について なぜ手術要件なしで戸籍変更希望のトランス男性がいるのか トランス男性の孤独と向き合う おわりに 参考文献
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