小説・エッセイ
ひとごと : クリティカル・エッセイズ
福尾 匠
河出書房新社 · 2024年11月
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内容紹介
◎伊藤亜紗氏推薦! 何かに魅入られる。その魔法の時間を引き伸ばすことが批評であったような時代に、本書は終わりを告げる。いったん魅入られたならば、魔法が去ったあとの醒めた体が何事かを語り出す。本書はそのことを証明する。 ◎内容 何かを発言することが通販サイトの商品ページに足跡を残すことと大差なくなってしまったこの時代に、〈書く〉ことの意味はいかにして立ち上げなおされるのかーー『非美学』の若き哲学者による渾身の批評=エッセイ集。書き下ろし序文と巻末の著者解題も必読! ーー 道徳も真理も腐りきっているとしたら、いったいひとは何を拠り所にして生きていけばよいのか。そんなものはない。しかしそれはたんに人生の厳しさであるだけでなく、楽しさや喜び、あるいは優しさの条件であるだろう。雑多な文章が収められたこの本に通底するのは、「ひとごと」との距離のうちにある、そのようなポジティブな条件の探究である。--本文より ◎もくじ スモーキング・エリア#1 煙草と同じくらい分煙が好き 100パーセントの無知の男の子と出会う可能性について 非美学=義家族という間違った仮説をもとに ポシブル、パサブルーーある空間とその言葉 スモーキング・エリア#2 音響空間の骨相学 コントラ・コンテナ──大和田俊《Unearth》について プリペアド・ボディーー坂本光太×和田ながら「ごろつく息」について スパムとミームの対話篇 スモーキング・エリア#3 僕でなくもない やさしさはひとにだれかのふりをさせるーー大前粟生『私と鰐と妹の部屋』について感じたらこの法螺貝を吹いてくださいーー『全裸監督』について 異本の論理ーーアラン・ロブ=グリエ『ヨーロッパ横断特急』について 絵画の非意識ーー五月女哲平の絵画について 失恋工学概論 スモーキング・エリア#4 時間の居残り 見て、書くことの読点について テーブルクロス・ピクチャープレーンーーリー・キット「僕らはもっと繊細だった。」展について 日記を書くことについて考えたときに読んだ本ーー滝口悠生『長い一日』について ひとんちに日記を送る Tele-visionは離れて見てね 画鋲を抜いて?がれたらそれは写真ーー迫鉄平「FLIM」展について ジャンルは何のために?--絵画の場合(千葉正也、ロザリンド・クラウス、本山ゆかり) スモーキング・エリア#5 痛み、離人、建て付けの悪い
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