金と銀

金と銀

谷崎潤一郎

春陽堂書店 · 2025年1月29日 · 481ページ · 春陽文庫 探偵小説篇

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内容紹介

ああ日本にもこういう作家がいたのか、 これなら日本の小説だって好きになれるぞと、 殆んど狂気したのであった。 江戸川乱歩(作家) 文豪が大正期に書いた珠玉の探偵小説選! 能才は銀、天才は金、芸術家の犯罪! 現在探偵作家と呼ばれているひとびとのうち、戦前派に属する作家たちの大部分が、いろいろな意味で谷崎先生の文学の影響を、ひじょうに大きくうけていることは否定できないようだが、とりわけわたしはそれがひどいようである。 では、谷崎先生の文学のどういうところがわれわれにとって魅力なのか。それはおよそ非現実的なケースを、巧妙に現実化して描出される、その魔術師ともいうべき手腕と霊筆である。  横溝正史 (「谷崎先生と日本探偵小説」より) あらすじ 「……けれども僕だっても道徳家であるよりは芸術家でありたいのだ。たとい君のような人間になっても、いい芸術が作れるならば作って見たいのだ」天才的な素質の画家・青野を殺すことによって、「銀」から「金」の存在となろうとする大川の姿を描く「金と銀」ほか、「AとBの話」「友田と松永の話」「青塚氏の話」「或る少年の怯れ」の全5編。ほかに藤田宜永「一級品の探偵小説」も収録。 解説・日下三蔵 装画・横尾忠則 装丁・柳川貴代 金と銀 AとBの話 友田と松永の話 青塚氏の話 或る少年の怯れ 一級品の探偵小説  藤田宜永 『金と銀』覚え書き  日下三蔵

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